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ハロプロヲタ(HN:4)がモーニング娘。と℃-uteを中心にあれこれ書くブログ(の予定)です。

Ust配信で℃-uteの舞台「さくらの花束」(オーコメ付き)を観る

 以前の配信はスルーしたのですが、今度はメンバー(愛理は別仕事)のオーディオコメンタリー付きでの配信ですよという事なので、1575円で3館同時上演だった3公演を全部視聴できるし、オーコメ付きなら芝居の出来がいまいちだったとしても楽しめるかなーと思いチケットを購入。約4時間半PCの前で釘付けになって観させてもらいました。

 

 …で、感想なんですけど、とても良かったです。俺、甘く見てたわー。きちんと感情移入できてて、見てるこっちも引き込まれました。期待値のハードルが低かったのもあるけど、演技上手くなってるじゃないかと驚きました。まあ、俺が持ってる℃-uteの舞台DVDって「寝る子は℃-ute」とか「携帯小説家」とか初期のものなので…そりゃその頃に比べりゃ当然かもしれませんが。

 舞美は言わずもがな、愛理も「ヴァンパイア・ストーリーズ」や「ゴメンナサイ」など℃-ute以外でも出演経験を積んでるし、なっきぃと千聖は「1974」、マイマイは「ストロンガー」でそれぞれ舞台の主演を務めてたりしてて、演技のスキル上がってんだなあと。ゲキハロも無駄にはなってないなあと感心しました。

 

 特に感動したのは、舞美が美しかったですね。時折見せた切ない表情とか、窓を開けるときの後姿とか。ラストで思いを必死に絞り出すような告白は、いい年したおっさんの俺も観てて胸がぎゅうっと締め付けられましたね。

 それとなっきぃの一人芝居が凄かったです。小さいハコで至近距離の客を前に、強烈なキャラで長ゼリフをまくし立てる様が“ザ・舞台女優 中島早貴”って感じで引き込まれました。これ実際観に行ったヲタは圧倒されただろうなあ。

 上の二人に負けじと、マイマイは外見クールで中身は熱い女の子を、千聖は普段とは違った気弱で優しい女の子、愛理は厭らしさを持ったある意味一番リアルな女の子を熱演していて、それぞれしっかりとキャラが立っていていい演技でした。

 他の共演者の女の子たちも良かったのですが、ハロプロ研修生の野村みな美ちゃんと一岡伶奈ちゃんも、舞台の雰囲気を壊さないしっかりした演技ができていたのが感心しました。あれだと、娘。やらスマの若いメンバー数名は演技力で負けているんじゃないだろうか。

 

 本当は演劇だし生で観るのが一番なんでしょうけど、十分に楽しめたので次回またUst配信があったら他のハロプロメンバーの劇でも観てみようかなと思いました。おしまい。