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ハロプロヲタ(HN:4)がモーニング娘。と℃-uteを中心にあれこれ書くブログ(の予定)です。

「タクラマカン」大阪公演を観てきた

 ども。一昨日の11日の話なんですけどね。場所はサンケイホールブリーゼという劇場でして、オサレな感じの綺麗な建物で俺みたいなヲタには似つかわしくないんじゃないかなと思ったんですけど、劇場のある7階に着くとヲタヲタしい人たちが大勢居てちょっと安心したりして。

 「タクラマカン」を作り、舞台の演出も行なった秦建日子さんが自ら前説をし、劇が始まりました。ネタバレ無しで舞美とガキさんの演技を見てどう思ったかだけ書きます。

 

 舞美はちゃんと女優やってました。って書くと褒めてるか貶してるか分かりませんが、アイドル臭がきちんと抜けていて、女優としての存在感を出してましたね。やっぱり舞台の上で立っているだけでも華がありますよ、舞美は。ヲタの贔屓目もあるかもしれませんが、秦さんも同じように感じてくれてなければ主役に起用していないと思いますし。

 殺陣のあるシーンでは、打って払って受けてかわして蹴って転がってと、かなりハードなアクションになっていて、あれだけ動けるのはアイドルは元より女優でも多くは居ないと思います。それでも舞美ならこのくらい出来るよな、と思わせるのは実は凄い事なんじゃないでしょうか。

 そんなアクションも含めて、強くて中性的な魅力のあるケイを演じていた舞美でしたが、カーテンコールの2回目か3回目に最初1人で出てきて「み…みんなー」って心細い感じで他の演者を呼び集めるところなんかは、いつもの舞美でしたね。

 

 ガキさんはソロになって、いろいろな舞台に出演していましたが、それでも1年ちょっとという短い間にしっかりとした演技力を身に付けているんだなあと感心しました。何なんでしょうね、あの安定感。もともと見た目が若いってのもあるけど、実年齢とギャップのある少女ヤンを違和感無く演じてました。

 それと分かってはいたけど、ガキさんの声って良く通りますね。セリフが聞きやすくて、実に舞台向き。舞台で演じるガキさんをもっと観てみたいと思いました。

 

 二人だけでなく、他の演者の演技も「タクラマカン」という作品自体も大いに楽しめましたが、一つ不満を言うなら休憩なしで2時間半はきつかったです。音を立てないように姿勢をちょっとずつ変えたりしながら観てたせいか、おかしな箇所が筋肉痛になったりしましたよ。

 生で劇を観るのはおそらく「リボンの騎士 ザ・ミュージカル」以来、約7年ぶりでしたが、舞台っていいもんですね。これからはもっと舞台劇を観に行こうかなと思いました。おしまい。